『フィラリア予防』2024年07月01日 00時00分11秒

 
 犬フィラリア症は、蚊が媒介する寄生虫(犬糸状虫)が心臓や肺動脈に寄生することもよって起こりますが、心臓の他に肺、肝臓、腎臓、血管等に悪い影響を与え、症状が進み放置すれば死亡することもある恐い病気です。感染してから治療するのではなく、フィラリア症は予防することが大切で、予防薬(錠剤/チュアブル/スポット等各種タイプ)投与等によって簡単に予防することができます。事前に愛犬の体重測定、血液検査が必要ですので、お早めに愛犬と御一緒に当院へ御来院の上ご相談ください。

マダニに注意しましょう!2024年07月01日 00時00分12秒

 外気温が上昇してくる時期には公園等の屋外で散歩したり運動したりする際、外部寄生虫の特にマダニには注意が必要です。マダニは動物の体表に寄生し痒みや皮膚炎を起こすだけでなく、様々な病原体を媒介することがありますので、定期的な予防・駆除の対策を忘れずに行いましょう!またSFTS(重症熱性血小板減少症候群)など我々ヒトへの感染、死亡例も報告されておりますので、私達自身も感染には注意しましょう。

熱中症に注意しましょう!2024年07月01日 00時12分12秒

 我々人間だけではなく伴侶動物達も熱中症には十分注意が必要です。留守中の閉め切った室内では室温が上昇しますので、風通しを良くしたり、エアコン・サーキュレーター等で室温を調整しましょう。また、エアコンを止めた炎天下の車内では、短時間でも車内温度は急上昇しますので、駐停車の際は車内に放置しないようにしましょう。屋外飼育の場合、日陰で風通しのよい涼しい所に繋留しましょう。日中の炎天下の運動・散歩は禁忌です。気温・地面温度が十分下がってから出かけましょう。散歩の途中には水分補給・休憩をとるようにして、体調が悪い場合は無理しないようにしましょう。もし著しい元気消失、意識消失等々熱中症が疑われるような症状がみられた場合、スグに獣医師に連絡、指示を受け必要ならば水で体を冷やす等の応急処置し、急いで動物病院へ連れていくようにして下さい。

食事管理に注意しましょう!2024年07月10日 00時12分12秒


 高温多湿になるこの時期には、伴侶動物の食事管理に注意が必要になります。缶詰タイプならば、出来れば一度の開封で使い切るサイズのものを利用して、ドライフードでも高温多湿になる場所を避けて保管・管理するようにしましょう。また、特にウェットタイプのフードの食べ残しがある場合は、食器をさげて洗って清潔を保つようにしましょう。勿論、新鮮なお水はいつでも美味しく飲めるように用意しておきましょう。また、飼育環境にも注意を払う必要があり、掃除、乾燥、場合によっては消毒も行い清潔で快適な環境を心掛けましょう。